住宅設計のチェックポイント

-住まいづくりの第一歩-

 

住まいづくりの第一歩     更新履歴

2011年8月19日更新

 

住宅の設計をチェックするポイントとしては、たくさんあるのでかなり大変です。
設計の際に作られる図面も、たくさんの枚数になります。
(真面目な建築家で30枚から50枚程度でしょうか、ハウスメーカーでも10枚以下の場合は情報不足になるので要注意です。)
その中でも、重要なチェックポイントが幾つかあるので、そのポイントを紹介しましょう。
  このページは、実際に図面を見ないと分かりにくい内容なので、住まいを考えはじめたばかりの人は、流し読みしてください。

仕上表では、仕上の材料と同時に備考欄の項目に注目です。
棚や特殊な設備など、打ち合わせで依頼していたものが抜けていないことを確認しましょう。

配置図では、駐車場のチェックと玄関までのアプローチがポイントです。
道路の巾も含めた状態で、スムーズに車を駐車場に入れられることをチェックしましょう。
玄関の高さまでスロープで上がる場合は、玄関にいたるまでに かなりの広さが必要となります。
道路が玄関と近い場合は、危険が無いこともチェックしましょう。

平面図は、一番大切な図面です。
必要な部屋の確認と、部屋同士のつながりがスムーズなことをチェックしましょう。
廊下と部屋のつながり方が、最近の住まいでは重要です。
オープンな部屋では、玄関やトイレの入口など見たくない部分の目隠しがポイントです。
また、浴室と洗面所やトイレとの位置関係のチェックもポイントです。
最近流行のオープン・透明な水廻りは、同時使用する際に違和感や不便を感じることも少なくありません。

立面図は、好きか嫌いかのチェックです。
実際に建った住宅とは印象が違うことも少なくないので、参考程度に考えましょう。

矩計図は、本気でチェックすると大切な情報が満載なのですが、簡単チェックでは高さの確認でしょう。

展開図は、平面図と並んで大切な図面です。
特に各部屋ごとに高さの情報が入っているので、そのチェックを行ないましょう。
窓の大きさや位置なども要チェックのポイントです。

建具表は、ガラスの大きさや種類と鍵の種類をチェックです。

家具図や部分詳細図は、実際に入れる物などを想像しながら見ましょう。
建具同様に材料や鍵もチェックします。

構造図はチェックは難しいので、設計者からよく説明を聞くことが大切ですね。

設備図は、設備機器の種類と位置をチェックです。
カタログやプレゼンテーションと見比べながらの確認になるでしょう。

外構図は、始めから必要なもののチェックがポイントです。

図面は自分でチェックするより、設計者にしっかり説明してもらうことがポイントです。
あなたが図面を見ただけで全てを理解できるのであれば、設計者になれます。
ちょっとでも分からない部分や疑問に感じる部分があったら、確実に聞いて理解しておくことが、後々のトラブル防止の役に立つのです。

また、途中で変更や修正を行った場合は、変更部分を次回確認することも大切です。
この変更や修正部分が抜けていることもけっこう多く、後々のトラブルの種となる事も少なくないのです。

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