住宅を依頼するところを探す

-住まいづくりの第一歩-

 

住まいづくりの第一歩     更新履歴

2011年8月19日更新

 

あなたの家族が理想とする住まいのイメージがはっきりしたら、いよいよ住宅を依頼する相手を探すことになります。

住まいづくりで最も大切なことが、住まいの設計を依頼する相手を探すことです。
建築家や設計事務所、ハウスメーカーや工務店など、多数の中から選ぶことになります。
この住まいを依頼する相手を選ぶ際に、理想の住まいをイメージしたことが役に立つのです。

理想の住まいがハウスメーカーの住まいだった場合、その住まいの価格が予算内に納まるか否かを調べましょう。
予算内に納まるようであれば、そのハウスメーカーに依頼しましょう。
しかし予算をかなり超えてしまう場合には、建築家や設計事務所への依頼も考慮するべきでしょう。

特に住宅展示場に建てられている住宅は、かなりハイグレードの仕様であることが多くなります。
同じハウスメーカーの住宅でも安いグレードの住宅では、まったく印象が違ってくることもよくあるのです。

ですから、予算オーバーの時は無理に同じハウスメーカーに依頼するより、その希望するデザインを得意とする建築家や設計事務所を探した方が、良い住まいを作れることが多くなります。

   

ハウスメーカーが予算オーバーだったり、好きなデザインが建築家や設計事務所であった場合、その依頼先探しはちょっと大変かもしれません。
好きなデザインを行なう建築家や設計事務所の中から、住まいを新築したい場所に近いところ(基本は同一の都道府県内、最低でも近隣の都道府県であることが大切)を探し、実際に会って話をしてから依頼先を決めることになります。
一番好きなデザインの建築家や設計事務所にそのまま依頼してもいいのですが、同じようなデザインを行う建築家を探しておくと、比べて選ぶことが出来ます。

実際に建築家や設計者と会うときは、好きなデザインと住宅に利用できる予算を正確に伝えることが大切です。
そして、それに対して的確な話をしてくれることをチェックしましょう。

数人の建築家や建築士と話をして、一番理想の住まいを実現してくれそうな、話をしやすい相手を一人選んで、住宅の設計を依頼しましょう。
(住宅の設計に関しては、建築士に会って話をするだけでは、ほとんどの場合はお金の支払いが発生することはありません。
実際に図面などを作って、その内容に対して現実的な話を始めた時点で、設計を依頼したことになるのが一般的な判断です。)
候補がたくさんいたら、実際にどんどんあってみることも、良い住まいづくりには欠かせないのです。

建築家や設計事務所に依頼する場合、実際に工事を行なう業者が別であることに不安を感じるかも知れません。
しかし、この別であることが重要なのです。
独立した相手同士の付き合いなので、手抜き工事や工事の間違いを的確に指摘し、手直しを指示できます。
ですから真面目な建築家や設計事務所であれば、より良い住宅を建てることが出来るのです。

そして、設計の途中で依頼した建築家や設計事務所との話がどうしても上手くいかなくなったら、思い切って別の建築家などを探すことも考えましょう。

設計の途中での中断ですから、それまでの設計料に対する多少の支払いが発生しますが、多くても住宅にかかる消費税の金額程度でしょう。
気に入らない気持ちを引きずって、一生 生活する住まいを完成させるより、多少お金がかかっても納得のいく相手に依頼しなおすほうが幸せになれます。

   

住まいのイメージつくり---------------------------------------------------------土地探しのコツ

ページトップ

 

住まいづくりの第一歩            著作権について(別窓で開きます)

copyright 2008-2016 kazu All righit reserved  転載禁止