浴室・バスルーム

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住まいづくりの第一歩     更新履歴

2011年8月19日更新

 

浴室のつくりは、大きく3つに分けられます。
  昔ながらのタイルや浴槽を使って作る在来工法。
  浴室すべてが一体となったユニットバス。
  浴室の床と浴槽は一体で、壁や天井は自由に組み合わせが可能なシステムバス。
最近の住まいでは、浴室の防水性能を確保しつつ、比較的自由な浴室を実現できる、システムバスの採用が増えています。

ベンチ型の浴槽や段差がついた浴槽、プッシュ式排水など、浴槽自体にいろいろなアイデアを採用した製品が増えています。
ベンチや段差は、家族の体の状態や入浴スタイルによっては かなり便利です。

浴室の機能としては、浴槽や浴室の断熱・保温、床の乾きやすさや排水溝の掃除しやすさ、そしてシャワー水栓選びがポイントとなります。
そして、浴室暖房乾燥機やミストサウナ、浴室の自動洗浄や洗濯用水風呂水利用など、追加できる機能もあります。

浴室や浴槽の保温・断熱は、お湯が冷めにくいので便利です。
浴室全体が保温・断熱されていると、冬の寒い時期に冷たさを感じにくいので快適さがアップします。
しかし夏はお湯の温度が室内に溜まってしまうので、換気を多めに行う必要があるでしょう。
お湯の光熱費を優先する場合は、浴槽だけの保温が有利といえます。

床の乾きやすさや排水溝の掃除しやすさは、お手入れの面で有利です。
シャワー水栓は、いろいろなグレードがあります。
高機能のシャワーは一見便利なのですが、普段ほとんど使わない機能もあるので、見極めが大切です。
節水機能を優先して選ぶと、シャワーで使うお湯の量を減らせます。

浴室暖房乾燥機は、浴室の暖かさを確保するためには効果があります。
しかし衣類の乾燥については、浴室全体を暖めるので電気代がかかります。
最新の洗濯機なら干さずに出来るので、乾燥だけならこちらがお勧めといえます。
さらにフィルターの掃除がしにくいなど、欠点も幾つかあるのです。
浴室暖房は、暖房の性能で決定するべきといえるでしょう。

ミストサウナや洗濯用水風呂水利用については、コストも考えた設置が必要でしょう。
浴室の自動洗浄は一見便利に見えますが、物の後ろの部分には効果がありません。
どこかに汚れが必ず残ってしまうので、過度な期待は禁物なのです。

   

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