給湯器

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住まいづくりの第一歩     更新履歴

2011年8月19日更新

 

最近は、給湯器の種類が多くなりました。
電気やガス、灯油など熱源の違いだけでなく、エコキュートやエネファームなど、蓄熱形や自家発電兼用の給湯器も増えているのです。

電気やガスや灯油など、給湯器の熱源による違いは、使い勝手と光熱費に直接関係します。
電気やガス給湯器の場合は、ほとんど手間は掛かりませんが、光熱費は高めです。
灯油の給湯器は、灯油を補給する手間がかかりますが、光熱費は低めです。
しかし電気やガスや灯油の価格が高騰してしまうと、光熱費については、どうなるか分からない状態ともいえます。

また太陽熱温水器のように、太陽のエネルギーを直接活用してお湯を作る給湯器もありますが、雨の日にはお湯を作れないので、補助的な給湯器としての利用となります。

蓄熱型給湯器の代表は、電気温水器です。
深夜電力のコストの安さを有効に利用して、夜間にお湯を作って、昼間や夕方の利用のために貯めておく給湯器です。
エコキュートは電気温水器をさらに進めて、お湯を作る際の効率の高さを高めたり、豊富にお湯を作れるので床暖房に活用したりできる給湯器です。
光熱費の削減効果は大きいのですが、設備の設置コストも高額となります

自家発電型の給湯器は、家庭用燃料電池であるエネファームとガスエンジンを利用するエコウィルがあります。
ガスを利用して電気を発生させ、その際に発生する熱をお湯を作るために活用する発電兼給湯器なのです。

一般的な電気のように、遠いところから電線を通して電気を流すとロスが生じます。
また必要な電気の量よりも多めに電気を作っているので、使わずに残った電気も無駄になります。
そのロスをほとんどなくすことが出来るので、発電した電気を有効に活用できます。
さらに発生する熱をお湯を作るために利用できるので、さらに効率が高くなる仕組みです。
(実際には、お湯を作ることを中心に動作するので、発生する電気は かなり少なくなります。)

電気が一番必要な夏には、お湯を作る熱があまり必要ないために、発電量も少なくなります。
発電量が少ないと、一般の電力会社から電気を購入する割合が高くなってしまうのです。
また、システムが複雑になる点も弱点で、設備の設置コストも高額となります。
仕組みとしては優れているだけに、ちょっと微妙な給湯器です。

   

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