外断熱工法

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2011年8月22日作成

 

住まいの最新トレンドである外断熱工法について紹介しましょう。

通常の木造住宅の断熱材は、外壁の内側や天井裏など、柱や梁など構造となる木材の間や内側に断熱材を配置します。
しかし外断熱は、住まいの構造体より外側に断熱材を配置します。
柱などで断熱材が切れることがなく、隙間のない断熱を行うことが可能な断熱工法です。

外断熱工法は、断熱性能の高さが大きなポイントとなります。
断熱性能が高まることで、冷暖房にかかる光熱費を減らすことが出来ます。
冷暖房にかかるエネルギーを減らせるので、エコロジーにも貢献する最新トレンドなのです。

しかし外断熱工法は、基本的に寒冷地向きの工法です。
外断熱工法を採用すると外側の断熱材を支える作りが必要となるので、結構なコストがかかってしまいます。
また台風などの大きな力がかかった際に、屋根の外断熱部分が壊れる可能性も少し高まります。

一般的な温暖な地域では、本格的な外断熱工法ほどの断熱性能は必要ありません。
同じお金をかけるのであれば、換気や庇などによるに日射の調整に気を配った方が、快適な住まいにすることが可能です。
特に朝日や西日を抑えるルーバーなどを採用すると、まぶしさを抑えられますし夏の暑さも若干減らせます。

外断熱工法は、断熱性能の高さにより冷暖房費を減らす効果がある最新トレンドです。
しかし温暖な地域では過剰な性能ともいえ、コストアップを考えると、日射を遮る為にコストを掛けるほうが効果的なのです。
もちろん性能面では外断熱工法は優れているので、住まいの予算に十分な余裕がある場合は、お勧めの工法といえるでしょう。

   

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