ツーバイフォー工法・2×4

-住まいづくりの第一歩 住まいのキーワードのやさしい解説-

 

住まいづくりの第一歩     更新履歴

2011年8月20日更新

 

ツーバイフォー工法・2×4 とは、アメリカからやってきた住まいの作り方です。
枠材と面材(パネル)で丈夫な面を作り、それを組み合わせることで住宅を作ります。

枠材と面材で強度を確保するという、非常に合理的な作りなので、使用する木材を減らすことが出来ます。
イメージとしてはダンボールの箱です。
枠材がダンボールの中の波状の部分に相当し、パネルがダンボールの表面の紙に相当します。
壁から天井や屋根、さらに床まで同じような作り方となります。
この枠材が大体 巾2インチ、高さ4インチの大きさなので、2×4(ツーバイフォー)と呼ぶのです。
壁の中の断熱層を多くするために、高さ6インチの枠材を使うと、2×6(ツーバイシックス)となります。

ツーバイフォー工法は、非常に効率がいい丈夫な作り方なのですが、住まいが面で構成されるために、増改築しにくいという弱点もあります。
さらに木材が面材で覆われてしまうために、木材部分に湿気が溜まりやすく、高温多湿の日本では木部分が腐れやすいという欠点もあるのです。

ツーバイフォー工法・2×4による住まいづくりは、木材の効率的な利用という点で効果があります。
また隙間が少なくなるので、気密性の高い住まいになるという特徴もあります。
寒冷地では、隙間も少なく断熱性能も高いので、利用価値が高いのです。

しかし温暖な地域の住まいとしては、耐久性を確保する点で考えると、なかなか難しいものがあります。
日本特有の高温多湿に対する木部分の傷みに対する対策次第で、住まいの寿命が決まってしまう傾向があるのです。

   

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