建材とは、住まいを構成する部材の総称です。
柱や梁から壁や屋根など、住宅に使われる全ての材料のことを示します。
ただ普通に建材と呼ぶ場合は、住まいに使われる仕上の材料を示すことも多いようです。
その仕上に使われる建材には様々な種類があり、選ぶ際には結構苦労します。
そこで仕上に使われる建材について、どんな点に注意して選べば良いのか、ちょっと考えてみましょう。
屋根や外壁では、耐久性が高いことが最大のポイントです。
雨漏りなどが発生すると、住まい全体が傷んでしまうので、耐久性の高さがもっとも重要なのです。
そして、光の反射にも注意しましょう。
光を反射しやすい材料だと、思わぬところに光が反射して、まぶしさや熱さを生じてしまいます。
特に2階建ての住宅の1階部分の屋根や、中庭の外壁など、室内から見える部分の住宅面は、反射の影響が大きいので注意が必要です。
内部の仕上である床では、見た目以上に触った感触が良いことが最大のポイントでしょう。
一番肌が触れる時間が長い場所なので、触れた感触が悪いと不快感を感じることもあります。
裸足になる部屋(洗面所など)では、特に注意が必要です。
内壁では、見た目と触った感触は同じくらいの重要さといえます。
壁は直接手で触れることも多いのですが、ほとんど常に目に入る部分でもあるので、見た目も重要なのです。
天井は見た目が中心となります。
特に寝室など、上を見上げることが多い部屋では、見た目を重視して選ぶことがポイントといえるのです。
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