住宅ローンには、取り扱っている金融機関ごとに様々な種類のものがあります。
大抵の場合、収入に対して年間あたりの返済額の割合が決まっていますから、借りることの出来る住宅ローンの金額にも限度があります。
また住宅ローンを利用する際には、多くの場合は自己資金が一定の金額あることが必要になります。
この自己資金とは、現金や預金など、住まいづくりのために現在使うことが出来るお金のことです。
投資的な株などは、すぐに現金として利用できないので、この自己資金には含まれません。
自己資金として評価するには、現金化する必要があります。
一般的な住宅ローンを利用する場合、この自己資金が住まいにかかる総額の1割あることが必要です。
つまり住まいづくりに必要なお金の9割を住宅ローンでまかなうことが出来ますが、現実的に考えるとちょっと危険です。
自己資金としては、住まいづくりにかかるお金の最低2割以上を確保することが、後々困らない住まいづくりの基本といえます。
住宅ローンは借金と同じなので、出来るだけ少ない金額に抑えることが大切です。
貯金を必要以上に残して住宅ローンを組むよりは、最低限必要な貯金を残して、出来るだけ自己資金を住まいの資金とすることが、無駄な出費を抑えるポイントです。
貯金を必要以上に残していると、住まいづくりのコストが上昇する傾向もあります。
余裕があるために、ちょっとくらい贅沢にしても、という気持ちが働くので、住まいづくりのコストが上がってしまいがちなのです。
そうなると貯金が減ってしまいますし、その上で住宅ローンの返済が毎月必要になってくると、家計が厳しくなる可能性も高くなってしまいます。
そこで住宅ローンを利用する額は最小限に抑え、余裕を持った返済計画を立てることが大切なのです。
ハウスメーカー 建築家と建築士と設計士と設計者 設計事務所とアトリエ事務所
-------------------------------------------------------------------------住まいづくりの第一歩